お弁当に欠かせないけれどビジュアル的にはちょっと地味、詰めても華やかに見えないおかずってありますよね。
今回題材にするのは「コロッケ」と「ほうれん草のごま和え」。Martフードコーディネーターの鮓本美保子さんが、誰にでもマネできるテクニックを教えてくれました。
第2回は「コロッケ」と「ほうれん草のごま和え」。断面を見せることで表情が変化します
スペースをとる大きなコロッケはカットして置き方を変えるだけで雰囲気がガラリと変化します。また、アイキャッチとして活用するのはゆで卵です。
詰め方のポイントはこちら!
1.ゆで卵を横半分にカットして置きます。倒れてしまうようなら、少し底を切って立たせやすくして。ここを起点にしておかずを詰めていきます。
2.ゆで卵の隣に、ほうれん草のごま和えを入れます。常備菜の定番食材であるほうれん草は、緑色なのでそれだけでも彩りのお助け食材として便利。
3.コロッケは横長に置いて半分にカットします。そのまま入れるよりもお弁当箱のサイズに合わせて入れやすく、食べやすいという利点も。
4.断面を上にして、交互になるようにずらしながら入れていきます。「少し後ろに倒すようにして、きちんとフタが閉まるかチェックして」
5.茹でた枝豆はさやのまま、ゆで卵の後ろの隙間に詰めます。 枝豆の先が少し飛び出るくらいがベストバランス。そのまま入れられる冷凍枝豆もおすすめ。
6.最後に半分にカットしたミニトマトを添えます。「丸のまま入れてもいいですが、半分にすることで断面が見えてかわいらしくなります」
切らずに入れるとのっぺりした印象のコロッケも、カットしたことでお弁当箱の中でリズミカルに並べることができました。
教えてくれたのは…
鮓本美保子さん
Martで活躍中のフードコーディネーター。2人のお子さんのママでもあり、お弁当づくりも慣れたもの。「お弁当にも流行があるので、難しく考えずに取り入れてみて。ランチタイムが楽しくなるように変身させました!」
撮影/小林愛香 取材/澁谷真里
「簡単&おしゃれ!Mart ココポットでお弁当BOOK」より
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